2013年02月26日

【東京メトロ】有楽町線でトンネル高さ不足

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 東京地下鉄の有楽町線のトンネルで高さが不足していたことが判明。同社は2月11日から17日まで、小竹向原駅から千川駅に向かう同線の一部を徐行運転とした。

 高さが不足していたのは、小竹向原駅から千川駅に向けて400mほど入った位置から約30mの区間。設計ではレールから天井まで4700mmの高さを確保するよう求めているが、最大で37mm不足していた。

 東京地下鉄では、有楽町線と副都心線との平面交差を解消するために新たなトンネルを設け、既存のトンネルと接続する事業を進めている。この接続部の高さが不足していた。軌道の切り替え工事を2月9日に終え、レールからの高さを測定して判明した。

 高さが不足した原因は、トンネル同士を接続する際に撤去したはずのコンクリートが一部、天井に残っていたから。

 接続区間のトンネルは、小竹向原駅から千川駅方向を見て緩やかに左に曲がっている。既存のトンネルの左側の側壁などを切り開き、新たに建設したトンネルと接続した。

 接続するにあたっては、既存のトンネルの内側に設けたコンクリートの壁をワイヤソーで撤去して内壁の高さを合わせた。この際、「ワイヤソーの先端が設計の断面まで入りきらずに一部が残ってしまったようだ」(東京地下鉄)。

 残っていたコンクリートは17日までに撤去。18日の始発電車から徐行運転を解除した。同社によれば、不足した高さは最大で37mmと小規模だったので、安全な運行に支障はないと判断して徐行運転で対応したという。

 新たなトンネルは、「小竹向原〜千川間連絡線設置工事」の一部として開削工法で築いたボックスカルバート。既存のトンネルの構造もボックスカルバートだ。

 トンネル同士を接続した工事は完成検査から時間が経過しており、東京地下鉄は検査が不十分だったことを認めて施工者の責任を追及しない考え。施工者の名前も非公表としている。
(日経コンストラクション
)
posted by pokeo at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 地下鉄(東京メトロ) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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